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市民展示・市民フォーラム開催のご案内(H28年度研究発表会における一般公開企画)

市民展示・市民フォーラム開催のご案内(H28年度研究発表会における一般公開企画)

海洋マイクロプラスチック汚染については、ここ数年海洋汚染の専門家だけでなく、廃棄物管理など海洋汚染の専門家以外の分野からも注目され、対策も含めて国際的な議論や取り組みが始まっています。マイクロプラスチックは、大きさに応じて動物プランクトンから魚貝類、海鳥、クジラにいたるまで様々な生物に汚染が広がり、海産物にも汚染が広がっていることから食の安全、人への影響も懸念されています。

世界各国がマイクロプラスチック汚染対策に取り組む中、日本でも汚染源の一つであるレジ袋の削減を目指し、東京都が2020年までにレジ袋の無償配布をゼロにすると発表しました。これを受け、市民展示、市民フォーラムのテーマを「マイクロプラスチック汚染対策として私たちにできること」と題して、知見の集積から、削減取り組みを促進する市民展示と市民フォーラムを企画しました。

皆様のご参加をお待ちしております。

*本企画は、H28年度廃棄物資源循環学会研究発表会における一般公開企画(参加費無料)として開催致します。

<市民展示> 

今年度の市民展示では、「マイクロプラスチック汚染対策として私たちにできること」をテーマに掲げました。そして、海・河川の環境保全、ごみ問題等に取組む市民・団体等の方にお願いして、日頃の活動内容をパネルなどの展示物によりご紹介いただきます。

メインタイムを中心に各団体の方も多数ご参加いただきますので、ぜひご来場いただき、情報交換や交流の場としていただければ幸いです。

日 時: 9月6日(水) 10:45 ~ 18:15 (メイン・タイム:市民フォーラムの直後~。ハイブリッドセッション形式)、

9月7日(木)  9:15 ~ 15:25

場 所: 東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館2階メディアホール

展示団体名と企画タイトル:

①(一社)JEAN 「海のスモッグ マイクロプラスチック」

②NPO法人 荒川クリーンエイド・フォーラム 「ストップ川ごみ!海へ出る前に。~荒川クリーンエイド・フォーラムの挑戦~」

③全国川ごみネットワーク 「川から、ごみを知ろう!減らそう!」

④国境・国際研究会 「マイクロプラスチックとは何?」

⑤東京都環境局 「東京都の海ごみの発生抑制に向けた取組」

⑥千葉大学環境ISO学生委員会 「レジ袋削減とマイボトルの普及に向けた取り組み」

⑦東京都地域消費者団体連絡会 「レジ袋辞退率調査結果」

⑧拡大生産者責任とデポジット制度の実現を目指す全国ネットワーク 「EPRとデポジットで海ごみをなくそう!!」

⑨生活協同組合パルシステム東京 目黒連絡会 「散乱プラスチックのツケは誰が払うのか」

⑩水Do!ネットワーク 「国内外に広がるプラスチックボトル削減とタップウォーター推進」

⑪(一社)廃棄物資源循環学会消費者市民研究部会 「世界のごみ箱写真展・C&G/循環とくらし展示」

 

<市民フォーラム(消費者市民研究部会 共催)>

東京理科大学・二瓶泰雄教授の講演・パネルディスカッションと、市民展示とあわせたハイブリッド・セッションを実施します。市民展示に出展いただいた団体の方に、展示内容・活動内容をご報告いただきます。皆様のご参加をお待ちしています。

日 時:  9月6日(水)  13:30 ~ 15:00

場 所:  東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館3F W935室(第3会場)

定 員:  90名(先着順・事前申込不要)

プログラム(案):(敬称略)

<13:30~13:35>   開会の挨拶

<13:35~14:20>  「川のマイクロプラスチック汚染への対策と私たちにできること」二瓶 泰雄(東京理科大学)

ディスカッション: 二瓶 泰雄、古澤 康夫(東京都環境局)、千葉大学環境ISO学生委員会

コーディネータ : 山川 肇(京都府立大学)

<14:20~15:00>   関東圏内の生態系を守り、川・海ごみ削減やレジ袋削減運動に取り組む団体からの報告

<15:00>       閉会の挨拶

 

 

 

 

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