関西支部設立記念シンポジウム

廃棄物と土壌汚染

報告 山本 攻

 第13回研究発表会開催中の国立京都国際会館で、11月29日に廃棄物学会関西支部設立総会が行われましたが、設立を記念して30日にシンポジウムが開催されました。

 記念シンポジウムは、「廃棄物と土壌汚染」と題し、平田健正教授(和歌山大学)をコーディネータに、森澤眞輔教授(京都大学大学院)、山上忍委員((社)大阪府産業廃棄物協会)、藤倉まなみ部長((財)地球環境センター)、尾形潤部長((社)土壌環境センター)、由田秀人課長 (環境省土壌環境課)を報告者に招きました。

 平田先生から、シンポジウムのテーマに関して総括的な問題の整理がされた後、森澤先生から廃棄物と土壌汚染にかかわるリスク管理、山上委員から産業廃棄物処理処分業界での汚染土壌への取組、藤倉部長から過去の土壌汚染対策の経緯、尾形部長から土壌汚染対策技術の現状、吉田課長から土壌汚染対策法の要点について報告を受けました。

 その後、新に設けられた含有量基準の考え方、埋立が終了した処分場と土壌汚染対策法のリスク管理地との関係、汚染土壌の処理費用の分担について考え方、地方自治体で制定の動きがある残土条例などについて、会場との質疑を中心とした討議が行われました。



 最後に由田課長より、リスクコミュニケーションに関する提案が求められ、まず、対話を成立させて信頼感を得てから、リスクコミュニケーションに移る必要があるという意見が出されました。

 土壌汚染対策法の施行寸前ということもあり、約220名の参加があって、予定時間を延長するほどの盛り上がりでした。

 ※シンポジウムの詳細はこちらをご参照ください。



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