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平成29年度企画セッション「私が考える現在の埋立処分の課題」報告

平成29年度企画セッション「私が考える現在の埋立処分の課題」報告

企画セッション「私が考える現在の埋立処分の課題」報告

日時:平成29年9月8日(金)11:00~12:30

場所:東京工業大学大岡山キャンパス西9号館3F W933

【企画趣旨】かつては埋立処分が廃棄物処理の中心的な役割を担っていた。しかし、現在、埋立処分は廃棄物資源循環の中で可能であれば避けるべき最後のプロセスであると見なされている。我が国は他国と比べて極めて特殊な焼却依存という体制を構築し、2000年以降埋立物の最小化を企図し、実際に埋立処分は不要もしくは回避すべきとして処分場を保有しない自治体も増えている。果たして、そうでしょうか。リサイクル、中間処理が進んでいけば、埋立処分はゼロにできるでしょうか。多くの埋立処分に関わる研究者・技術者が考えていることだと思います。今一度、埋立処分とは何か、どの方向に向かっていけばいいのか、議論しませんか?そのために、今、埋立処分を専門とする、もしくはしてきた人たちが、何を問題と思うか、課題は何か、を共有したいと思います。

プログラム
以下の方々に各8分程度で話題提供をいただきました。
各発表資料を掲載しました。

登壇者
1. 吉田英樹(室蘭工業大学)「災害廃棄物処理処分のバッファーとしての埋立処分場-2016年北海道での台風被害事例:小規模自治体での調査を通じて-
2. 宮脇健太郎(明星大学)「浸出水のpHについて
3. 山田正人(国立環境研究所)「Containment?
4. 磯部友護(埼玉県環境科学国際センター)「地方自治体の埋立地から
5. 高田光康(国立環境研究所)「埋立終了後の最終処分場の土地活用に関する最新事情
6. 椿 知子(DOWAエコシステム株式会社)「私が考える現在の埋立処分の課題
7. 松藤康司(福岡大学)「埋立廃棄物の性状変遷に伴う埋立の在り方
8. 松藤敏彦(北海道大学)「構造,維持管理の適正レベル化

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