部会企画セッション＠2012年度秋季研究発表会

テーマ：

水銀の物質フローと政策の動き

日時：

2012年10月23日（火）10:45-12:15

会場：

仙台国際センター　３階　小会議室８（廃棄物資源循環学会　第７会場）

会場案内URL：

http://www.sira.or.jp/icenter/access_transportation.html

趣旨：

水銀条約の2013年制定に向け、国際交渉や国内対策の検討が活発に進められている。同条約では、鉱山からの水銀供給の制限から、各種用途での水銀需要削減、大気放出の低減、余剰水銀の長期保管に至るまで、水銀の物質フローのライフサイクル全般を見通した対策が検討されている。本企画セッションでは、まず、水銀政策の国内外における動向を紹介していただき、続いて、水銀含有製品の物質フロー・水銀の排出インベントリ・水銀の長期保管に関して３名の研究者より報告していただく。さらに、これらを踏まえた総合討論を行い、国内外で求められる水銀対策を展望する。

プログラム：

1. 開会挨拶（京都大学 酒井伸一 教授/物質フロー研究部会長）
2. 水銀条約交渉の現状と我が国の対応（環境省環境保健部環境安全課 上田康治 課長）
3. 我が国及び世界の水銀の使用・排出状況（愛媛大学 貴田晶子 教授）
4. 水銀フロー～製品に着目したフローの経年変化～（京都大学 浅利美鈴 助教）
5. 水銀の長期保管・処分（京都大学 高岡昌輝 教授）
6. 質疑と討論（司会：京都大学　平井康宏 准教授）