Japan Society of Material Cycles and Waste Management アクセス English
コンセプト

コンセプト

持続可能な資源循環とものづくり
― めざせ安心・安全な循環型未来都市を ―

説明文(背景)及びコンセプト
 開催地である東海・北陸地域(新潟、富山、石川、福井、長野、静岡、愛知、三重、岐阜)は、製造業を中心とした産業・技術の世界的な中核として、我が国の経済発展をけん引してきました。この製造業は、海外からの輸入技術だけではなく、日本の伝統技術の延線上にある“ものづくり”技術にもその基礎を置いています。安心・安全な生活が営める持続可能な循環型社会を創成するためには、“ものづくり”を基軸とした未来社会の構築に取り組む必要があります。循環型ものづくり社会創成に向けてのコンセプト及び問題点・課題は以下のとおりです。

1)ストック資源の効率的かつ持続的活用
 化石エネルギ―使用量の急増に伴い二酸化炭素発生量の増大を招き、地球温暖化現象をもたらし、生活系にも気候変動などの大きな影響を及ぼしてきました。地球の環境容量内に収まるように天然資源の消費を抑制し、再生材や再生可能資源の利用を進めることにより、ライフサイクル全体にわたりストック資源が効率的かつ持続的に使われる社会を実現する必要があります。

2)廃棄物の安心・安全な処理とリサイクル(資源環境)
 機械化に伴い大量生産が行われるようになったことから大量消費、大量廃棄が発生し、廃棄物の安心・安全な処理とリサイクル(資源循環)の必要性が増大しました。また、IoTやAIの導入により生産手段のシステム化とともに社会構造そのものが複雑化してきました。その結果、社会基盤のあり方を基本的に見直し、生活環境の「豊かさ」とは何かを議論する必要があります。

3)災害に強いまちづくりの再構築
 過去の自然災害は市民生活・企業活動に大きな影響を与え、大都市の脆弱性が浮き彫りになりました。その被害はますます巨大化・多様化し、嘗て類を見ないほど複合的・広域的な災害をもたらしました。安心・安全な暮らしができる循環型社会へと転換させるためには、従来のまちづくりを再検討する必要があります。

 このような状況の中で、日本のものづくり産業の果たすべき役割と責任は大きく、そのためには、自然環境との調和と文化の多様性をも考慮した工業生産の開発等を意図し、安全・安心な循環型社会が構築できる未来都市の創成を目指します。

ページの先頭に戻る