平成23年度
平成23年度全国環境研協議会廃棄物資源循環学会年会併設研究発表会
主催:全国環境研協議会 企画部会
共催:廃棄物試験・検査法研究部会
日 程
平成23年11月4日(金) 9:00~12:00
会 場
東洋大学白山第2キャンパス B303
内 容
プログラム
開催挨拶 全国環境研協議会企画部会長
大前利隆(奈良県保健環境研究センター所長)
第1部 情報交換会(廃棄物試験・検査法研究部会共催企画) (9:00~10:05)
(1) 災害廃棄物と化学物質
滝上英孝(独立行政法人国立環境研究所)
(2) 震災時における環境・衛生問題事例について
① 東日本大震災津波被災地における環境測定-GC/MS 一斉分析データベースによる調査結果を中心に-
伊藤朋子(岩手県環境保健研究センター)
② 震災発生時からの旧石巻市内のトイレ事情の変化と衛生管理
藤原成明(宮城県東部保健福祉事務所(宮城県石巻保健所))
休憩 (10:05~10:15)
第2部 廃棄物研究発表会 (10:15~12:00)
座長:門木秀幸(鳥取県衛生環境研究所)
(1) もみ殻を原料としたリン回収材の開発とそれを活用した八郎湖高濃度リン対策への展開
成田修司(秋田県健康環境センター)
(2) キレート処理一般廃棄物焼却飛灰からの重金属等溶出状況とその要因の検討
小口文子(長野県環境保全研究所)
(3) バクテリアリーチングによる製紙スラッジ焼却灰からの金属の溶出
津野田 隆敏(愛媛県立衛生環境研究所)
(4) 廃棄物再生利用における環境影響評価について
中村公生(宮崎県衛生環境研究所)
(5) 東京都内の可燃ごみに含まれる金属資源の挙動について-蛍光X 線分析による簡易定量分析-
茂木 敏(財団法人東京都環境整備公社東京都環境科学研究所)
(6) 最終処分場関連水の電気伝導度について
池浦太莊(福岡県保健環境研究所)
第22回廃棄物資源循環学会研究発表会
企画セッションG4「災害廃棄物とアスベスト」
日 程
平成23年11月3日(木) 15:15~16:45
会 場
第6会場
内 容
東日本大震災において多くの建築物が地震や津波の被害を受け大量の災害廃棄物が発生している。建物倒壊現場やガレキ集積場におけるガレキ中のアスベスト含有建材の調査や分別方法には課題が多く、適切な管理手法の検討が求められている。本セッションでは被災地における現地調査の状況やガレキ集積場でのオンサイト分析等の取り組みを紹介する。合わせて過去の震災におけるアスベスト被害や調査事例も紹介し、地震災害における災害廃棄物のアスベスト対策・処理に関して意見交換を行う。
プログラム
(1) 東日本大震災の現地報告とアスベスト問題について
豊口敏之(株式会社環境管理センター)
(2) 被災地での現状報告(アスベストに関する内容を中心に)
エリック・エギナ(EFAラボラトリーズ)
(3) 被災地でのアスベスト調査(オンサイト分析等)について
藤原靖将(株式会社東海テクノ松坂分析センター)
(4) 被災建物のアスベスト調査
豊口敏之(株式会社環境管理センター)
進め方: 各テーマについて話題提供(15分程度)を行い、意見交換を実施する。
資 料
平成23年度廃棄物資源循環学会研究討論会
廃棄物試験・検査法研究部会企画「アスベスト-負の遺産処理と環境管理を考える」
日 程
平成23年6月1日(水) 13:10~15:00
会 場
ホール
内 容
当部会では、石綿測定に関して共同分析を行い、技術向上に向けた取り組みを行ってきた。石綿含有物の問題は、製造禁止とともに静脈側に移行しつつあるが、石綿廃棄物の安全処理とともに、未着手の建築物の石綿含有判定、中皮腫患者の上昇、途上国での不適切な処理、石綿含有材の除去に伴う飛散管理などまだまだ解 決せねばならない課題が残されている。今後の石綿対策はどうあるべきか、改めて石綿のリスクを考え、その中で石綿の測定方法の意義を考える。建築物の石綿 含有建材への対策がどうなっているのか、また解体現場でどのような管理が行われているのか、廃棄物処理の前段階での石綿対策の重要な課題を議論しつつ、石綿廃棄物の処理のあり方を議論する多くの方々の参加が望まれる。
プログラム
司会進行:豊口敏之(株式会社環境管理センター)
(1) アスベストによる健康影響と今後のリスク管理のあり方
村山武彦(早稲田大学)
(2) 建築物の石綿含有に係る調査
竹村好史(国土交通省)
(3) 解体現場におけるアスベスト飛散管理
小坂 浩(元兵庫県立健康科学研究センター)
(4) 一般環境と廃棄物処理過程の石綿濃度
貴田晶子(独立行政法人国立環境研究所)
質疑と総合討論