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PCB廃棄物処理に関する特別セッション開催のお知らせ

第39 回ダイオキシン &POPs 国際会議が、令和 1 年 8 月 25 日(日)~ 30 日(金)の間、
国立京都国際会館において開催されます。
北九州PCB 処理事業の 1 期事業が本年 3 月末をもって事業が完了した節目として、 8
月 28 日(水) 10 時~環境省と中間貯蔵・環境安全事業(株)( JESCO )が共同で PCB 廃棄
物処理に関する特別セッションを開催いたします。
本セッションについては無料 で聴講できますのでご参加ください。 なお、 聴講をご希望の
方は事前申し込みが必要になり ます。

開催の趣旨:

平成14 年に日本が「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約」( POPs 条約)を
締結してから約 16 年が経過しました。 特に 残留性有機汚染物のうち PCB は 、 人への影響
をもたらし、また地球規模での移動蓄積が懸念される代表物質として世界的にも関心がもた
れ、その制御や 処理 が推進されてきました。
日本においては、平成 16 年以降、 全国 5 か所の PCB 処理事業所において高濃度 PCB
廃棄物の処理が進められており、 平成 31 年 3 月 には北九州事業地域の変圧器・コンデン
サー等の計画的処理を完了し、 PCB 廃棄物処理事業の大きな節目を迎えました。
各国においてPCB 廃棄物処理が様々な課題を乗り越え、進捗しつつある なか、これまで
得られた知見、教訓を確認し、今後の PCB 廃棄物処理の一層の推進の展望を共有するこ
とをめざし、 PCB 特別セッションを開催す る ことと なりました。

 

主催:

環境省及び中間貯蔵・環境安全事業株式会社

講演 内容:

司会:酒井 伸一
京都大学 環境安全保健機構 附 属環境科学センター 教授 センター長

1)ダイオキシン &PCB 対策の歴史
公益財団法人 日本環境整備教育センター 理事長 由田秀人

2)PCB廃棄物の適正処理政策について廃棄物の適正処理政策について
環境省大臣官房審議官 松澤裕

3)日本における高濃度PCB廃棄物処理廃棄物処理
中間貯蔵・環境安全事業株式会社 社長 小林正明

4)PCB環境挙動と処理効果に関する考察
京都大学 環境安全保健機構 附附属環境科学センター  准教授  平井康宏

5)フィンランドにおけるPCB廃棄物処理について
フィンランド環境研究所 シニアアドバイザー Mr. Timo Seppälä

6)2028年インドネシアPCB全廃全廃:PCB処理に向けた制度の構築
インドネシア共和国環境森林省 Ms. Yun Insiani,

7)UNIDOのPCB管理に関する取組
国連工業開発機関 Ms. Carmela Centeno

 

開催日程:

令和 1 年 8 月 28 日(水) 10 時~ 12 時

開催場所:

国立京都国際会館

(Kyoto International Conference Center )Room A

参加費:

無料(本セッションのみ聴講 可)

聴講 申込み:

聴講をご希望方はe mail にて、「 PCB 廃棄物処理に関する特別セッション 聴講希望 」
と記載し、住所、氏名、勤務先、電 話番号、聴講券の送付先( e mail )を明記の上 8 月 23
日(金) 16:00 必着で、以下の連絡先までお申し込みください。
お申し込みは、聴講希望 1 名につき 1 通とさせていただきます。
聴講される方には申し込み後、聴講券をe mail にて送付いたしますので、当日プリントア
ウトして必ずお持ち願います。

その他:

ダイオキシン&POPs 国際会議の他の講演 の聴講 を希望される場合は、会議への正式
登録が必要になります。 登録料一人 10 万円。
国際会議公式ウエブサイト:

http://www.dioxin2019.org/index.html [1]

 

 

連絡先:

中間貯蔵・環境安全事業株式会社
PCB 処理 事業部 事業企画課
沖、 仲吉 、境田
TEL: 03 5765 1919
Email: pcb(at)jesconet.co.jp   →(at)は@に変えてお送りください