趣旨
酪農地域における牛ふん尿のメタン発酵システムは北海道を中心に普及が進んでいるが、生ごみや下水汚泥等を対象としたメタン発酵システムの導入については、関係者の期待値が大きい反面、実際の導入が進んでいないのが実情である。さらに、メタン発酵システムは下水汚泥の消化槽からの古い歴史があるが、生ごみを含むメタン発酵システムの維持管理の実態についても知見が十分とは言い難い状況にあると思われる。
そこで本研究討論会では、①地域にメタン発酵システムが導入される条件について議論したい、次に②実稼働中のメタン発酵システムの施設改修も含めた現状について知見を深め、メタン発酵の理想と現実との間で何が起こっているのか情報共有するとともに、今後の課題や方向性について議論したく思います。
なお、本合同セミナーは、廃棄物資源循環学会春の研究討論会の中止に伴い、両部会で行う合同セミナーとなったものです。
日時
2020年5月28日(木)13:00~15:00
開催形式
zoomによるオンライン形式
費用
無料
主催
(一社)廃棄物資源循環学会 廃棄物計画研究部会・バイオマス系廃棄物研究部会
5月21日(木)までに下記URLから行ってください。
(下記から行えない場合は、ご氏名、ご所属、電子メールアドレスをご連絡ください。)
【連絡先】
北海道大学大学院工学研究院 石井一英
011-706-7284 k-ishii★eng.hokudai.ac.jp(★をat markに置き換えてください)