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生物多様性に関わる国際動向について(生物多様性研究セミナー)

趣旨:

現在、地球上には既知の生物が約175万種、未知のものも含めると、実際には300万種~1億種が生存しているとの推計もされています。この多様な生物の存在は人類の生存基盤としても極めて重要ですが、人間活動の拡大とともに、生物多様性が低下してきていることが、今日の大きな課題となっています。
2022年は、生物多様性条約締約国会議で新たな世界目標となる「ポスト2020生物多様性枠組」の採択が予定されており、気候変動問題に対応したパリ協定と同様、企業にも定量的で実効性のある目標や活動の加速、情報開示が要請される事は想像に難くありません。
当法人は、このような認識の下、あらためて事業者の皆様の生物多様性の保全に資する活動の一助として一連の研究セミナーを開催し、ネイチャー・ポジティブ推進に貢献してまいります。
第2回は、気候変動課題と同様に金融機関等を中心に推進や浸透の枠組み検討が始まっている企業の自然への依存度と影響の開示を求めるタスクフォース(TNFD)の内容とその科学的な目標の設定(SBTs for Nature)の手法開発の状況を取り上げ、皆さまのご理解や要請への準備に資するものとします。

【開催日時】

2022年8月18日(木)15:00~17:00(14:45開場)

【場所】

ZOOMによるリモート形式の開催

【テーマ】

「TNFDとSBTs for Natureについて」

【講師】

・MS&ADインシャランスグループホールディングス 原口 真様
・八千代エンジニヤリング株式会社 佐藤 怜様

【定員】

80名 お申し込み先着順。満席になり次第、締切りとします。

【参加料】

無料 (寄付歓迎)
セミナー開催後のアンケートにご協力をお願いいたします。

【主催】

特定非営利活動法人 日本環境倶楽部