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廃棄物資源循環学会発行誌へのCCライセンス導入のお知らせ

廃棄物資源循環学会発行誌へのCCライセンス導入のお知らせ

(一社)廃棄物資源循環学会編集委員会

学術研究委員会

 

2021年10月の廃棄物資源循環学会理事会において,学会発行誌へのクリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンスの導入を決定いたしました。2023年以降の学会発行誌に掲載される記事から導入します。

CCライセンスとは,インターネット時代のための新しい著作権ルールで,作品を公開する作者が「この条件を守れば私の作品を自由に使って構いません」という意思表示をするためのツールです。CCライセンスを利用することで,作者は著作権を保持したまま作品を自由に流通させることができ,受け手はライセンス条件の範囲内で再配布や改変などをすることができます。CCライセンス表記により自由な利用を認めることで,学会発行誌掲載論文の閲覧数・被引用数の向上に繋がり,論文投稿促進を図ります。

廃棄物資源循環学会では,学会員の利便性を鑑み,原則としてCC BY-NC(表示-非営利)を付すこととします(ただし下記のとおり,出版物により異なる部分があります)。これにより,原作者の氏名や作品タイトル等作品のクレジットを表示し,かつ非営利目的に限り,改変したり再配布したりすることができ,学会への転載許可依頼は不要となります(営利目的で利用したい場合は,従来どおり,学会等の著作権所有者に許可を求める必要があります)。

各誌の記事におけるCCライセンスの付与については以下のとおりとなります。

①学会誌

CC BY-NCを付与しますが,従来どおり1年間の遅延(エンバーゴ)を経てからフリーアクセスとします。ただし新たに,著者が即時掲載料を負担することで,エンバーゴなしでフリーアクセスを可能とする制度を新設します。

②和文論文誌

論文誌にもCC BY-NCを付与します。費用は変わりません。

③研究発表会講演集

将来的に論文投稿等を行う際の妨げにならないように,CCライセンスを付与しません(改変・再配布等は,従来どおり,著作権所有者の許可が必要)。また,J-STAGEに研究発表会の講演原稿が未公刊であることを明記し,論文投稿の妨げにならないようにします。

④英文誌

現状,著者が一定の費用を支払うことで,CC BY(営利目的でも再利用を可とするライセンス)を付与できます。

⑤循環とくらし

原則としてCC BY-NCを付与します。

 

今後,CCライセンスは学会誌・論文誌・循環とくらしの掲載記事に表示します(英文誌については,現状からの変更はありません)。

なお著作権については,当面,知的財産権規程第2条に基づき,従来どおり本会が企画,編集した著作物は,原則として本会にすべての著作権を帰属させるものとします。

どうぞ,皆様のご協力とご理解を賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。