趣旨
環境保全の視点から，脱炭素に対する社会的な関心がここ数年で高まっています。CO2排出量の2030年46％削減や2050年排出ゼロ宣言など，産業を取り巻く状況を大きく変革しうる目標設定がなされ，その達成の成否が世界的に評価されます。背景には，世界の平均気温上昇を2℃未満（努力目標は1.5℃）とするために，これからの7年間におけるカーボンニュートラル活動が重要である，との指摘があります。日本ではグリーン成長戦略としていくつかの政策推進が図られていますが，電化では乗り切れない分野でのカーボンリサイクルは重要な柱の一つとしてとらえられています。今回のサロンではカーボンリサイクルによる合成燃料の製造を取り上げ，環境問題に関した話題を提供します。講師には，CO2の有効活用と削減に関した研究分野の第一線でご活躍中の関根 泰様にお願いし，カーボンリサイクルに関した技術開発の国内外の現状についてお話しいただきます。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
日時
2023年2月14日（火） 15：30～17：20
会場
ウインクあいち 13階 1303号室 http://www.winc-aichi.jp/ [1]
名古屋市中村区名駅4丁目4-38 （JR・地下鉄・名鉄・近鉄）名古屋駅より徒歩約2分
主催
化学工学会東海支部・（公財）中部科学技術センター・東海化学工業会
協賛
(一社)廃棄物資源循環学会他
申込方法
下記よりお申し込み下さい。