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第33回 廃棄物資源循環学会研究発表会 研究部会企画セッションのご案内

第33回 廃棄物資源循環学会研究発表会 研究部会企画セッションのご案内

一般社団法人 廃棄物資源循環学会
バイオマス系廃棄物研究部会員の皆様

第33回廃棄物資源循環学会研究発表会@宮崎大学(9月20~22日(火~木))ではバイオマス系廃棄物研究部会の企画セッション「有機性廃棄物利用における最新動向~脱炭素社会に向けた挑戦~」と題して3名の話題提供と自由討論を行います。

皆様、奮ってご参加の程、よろしくお願いいたします。

<企画セッション>有機性廃棄物利用における最新動向 ~脱炭素社会に向けた挑戦~

<趣旨>
脱炭素社会の構築に向けた挑戦の一つに有機性廃棄物のエネルギー・マテリアルリサイクルがあります.現在,比較的利用されやすい有機性廃棄物の有効利用が進みつつある一方で,手つかずの有機性廃棄物も多く残されています.ただ,地域において排出される少量の未利用の有機性廃棄物については,小規模化や低価格化,高効率化に関するちょっとしたアイディアや技術,プロセスを導入することでまだまだ利活用可能なポテンシャルを有しているものと考えられます.
そこで今回の部会企画セッションにおいては,有機性廃棄物利用の分野で活躍されている3名の若手研究者に有機性廃棄物利用に関する最新の動向と技術について話題提供をいただくとともに,セッション後半では参加者の皆様と有機性廃棄物利用における課題や新しいアイディアについて共有することで有機性廃棄物のリサイクルをさらに展開・発展させるための意見交換を行いたいと考えています.

<プログラム>
司会:岐阜大学 小林 信介(2022年度 バイマス系廃棄物研究部会長)

【話題提供 (有機性廃棄物利用の最新動向と技術)】(45分)
「下水汚泥堆肥中リンの作物への供給-堆肥中リン形態と作物根のレスポンス-」
明治大学 加藤 雅彦 先生

「バイオマス利活用による酪農地域の脱炭素化~バイオガスプラントと資源作物~」
北海道大学 落合 知 先生

「汚泥の窒素成分を利用して高付加価値藻類を生産するコンポスト化システム」
東京工業大学 小山 光彦 先生

【自由討論 (有機性廃棄物利用における課題と新たな展開)】(45分)
上記3件の話題提供に関する質疑応答の後,現状の有機性廃棄物利用における課題や新たなアイディア等について企画セッション参加者で自由に討論を行います.

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