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令和6年度春の研究討論会企画セッション「『廃棄物最終処分場廃止基準の調査評価方法』2024年改訂版の初稿について」のご案内

令和6年度春の研究討論会企画セッション「『廃棄物最終処分場廃止基準の調査評価方法』2024年改訂版の初稿について」のご案内

日時:令和6年5月31日(金)10:00~11:30

場所:川崎市産業振興会館(9階)セミナー室90名、Zoom配信有

申込方法:お申込みは、こちらから行ってください。

埋立処理処分研究部会より2002年3月に成果として公表した「廃棄物最終処分場廃止基準の調査評価方法」(当時代表:田中信壽)は、1998年6月に施行された「最終処分場廃止基準」について、考え方、調査測定、評価判断の考察と提案を示したものであり、廃止基準適合を判断する際に参考となる資料として活用されている。
それから20年以上が経過した今、新たに得られた知見に基づいて『廃棄物最終処分場廃止基準の調査評価方法』を改訂するため、部会内に設置した数値埋立工学ワーキンググループにて、2023年度は8回のミーティングをオンラインおよび対面で実施するとともに、春の研究討論会および研究発表会では、最終処分場の維持管理と廃止基準に関連して、「埋立物・構造・管理」「測定法」「判断基準」「跡地利用」等のキーワードを中心に意見交換を行ってきた。
本セミナーでは、こうしてまとめられてきた『廃棄物最終処分場廃止基準の調査評価方法』2024年度改訂版の初稿について、全体構成および改訂のポイントを各章の担当者が説明を行うとともに、改訂版の最終作業を進めるにあたっての課題と方向性について参加者と議論を行う。その結果を受けて修正等を行い、2024年9月の研究発表会にて、2024年度改訂版最終稿をお披露目する予定である。

***プログラム***
1.『廃棄物最終処分場廃止基準の調査評価方法』2024年度改訂版の初稿の全体構成について
2.各章担当者による改訂ポイントの説明
「序」および「第1章 最終処分場と廃止基準に関する概説」
「第2章 構造及び防止措置基準の適合性調査・判定」
「第3章 安定化要件適合性調査・判定」(生活環境保全基準、地下水汚染防止基準、ガス発生非増加基準、温度非異常基準、浸出水(浸透水)の廃止水質基準)
「第4章 廃止に向けたフォローアップ指標」
「第5章 廃止後の措置」
「用語集」
3.総合討論(質疑および改訂版の最終作業の課題と方向性の確認)

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