令和4年度企画セッション「廃棄物最終処分場廃止基準の調査評価方法」の改訂方針について
2022年9月 22日(木) 10:45~12:15 第3会場 ハイブリッドセッション
埋立処理処分研究部会より2002年3月に成果として公表した「廃棄物最終処分場廃止基準の調査評価方法」(以下、2002年部会報告書)は、1998年6月に施行された「最終処分場廃止基準」について、考え方、調査測定、評価判断の考察提案を行ったものであり、廃止基準適合を判断する際に参考となる資料として活用されている。本部会では、埋立地に関わる実務に利用可能な数理モデルを提案することを目的として、数値埋立工学のワーキンググループを立ち上げ、春の研究討論会企画セッション「最終処分場の維持管理と廃止基準について」では、「埋立物・構造・管理」「測定法」「判定基準」「跡地利用」などのキーワードを中心に議論を重ねた結果を報告・討議した。そこで議論されたロードマップ(2023年秋までに改訂作業完了)に基づいて、具体的な改訂作業を始めており、その改訂方針の概略について報告し、参加者からの意見収集・討議を行うことで、今後の改訂作業を進めるための多くの示唆を得ることを目的として実施する。
司会&質疑コーディネーター: 国立環境研究所 石垣智基
<10:45−12:15(各自5-15分程度説明・5-10分質疑)>
1.2002年部会報告書の改訂方針 部会長 国立環境研究所 山田正人
2.改訂方針の具体的な内容
①2002年部会報告書の構成と改訂の必要性 (株)エックス都市研究所 山口直久
②第1章から第5章の改訂にあたっての議論経過
北海道大学 石井一英 DOWAエコシステム株式会社 椿 知子
③第3章「ガス発生非増加基準」の改訂の具体的な事例
1)『埋立ガス』『判定基準』 室蘭工業大学 吉田英樹
2)『測定方法』 埼玉県環境科学国際センター 長森 正尚
3.改訂作業のWGの今後の活動について
*説明資料は下記のとおりで、当日会場でも配布いたします。