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令和元年度秋の企画セッション「新時代の廃棄物管理と計画 ~平成の総括と令和の展望~」のご案内

令和元年度秋の企画セッション「新時代の廃棄物管理と計画 ~平成の総括と令和の展望~」のご案内

日 程

9 月19日(木) 15:15~16:45

会 場

東北大学川内キャンパス B棟2階 B201
〒980-8576 宮城県仙台市青葉区川内

内容

G4 新時代の廃棄物管理と計画 ~平成の総括と令和の展望~

日本は今年5月に改元され、社会的にも新時代の展望が議論されるようになり、廃棄物や資源循環の分野も例外ではない。一方、世界では国連のSDGs、欧州の循環経済およびプラスチック戦略などの取り組みが進んでいるが、それら国際情勢との連動もますます不可避となっている。ここで、世界中で日本だけが元号を採用し、一時代を体験・共感・思考できることを強みと捉えれば、将来の社会変化に対する数十年単位のビジョン検討手法を確立し、世界を先導することも可能である。また、日本は様々な統計データが世界的にみても充実しており、廃棄物分野でも環境省による自治体単位の実態調査結果が整備されている。

こういった背景をふまえ、廃棄物計画研究部会では、秋の企画セッションとして、日本の廃棄物管理と計画に関する平成の総括と令和の展望を議論する。まず、国内外での廃棄物計画の策定支援に関する豊富な実務経験を有する(株)エックス都市研究所の中石一弘氏に、平成における日本の廃棄物管理と計画の総括を講演いただく。続いて、廃棄物の制度設計やフロー分析に関する多数の研究実績と政策貢献を有する(国研)国立環境研究所の田崎智宏氏に、日本の自治体単位での廃棄物フローモデルの構築と未来の3R対策シナリオの効果推定、およびそれをふまえた令和における日本の廃棄物管理と計画の展望についてご講演いただく。また、これらの講演に関して会場の参加者から質問や意見も受け付ける。さいごに、これら講演者に加えて自治体担当者である三重県の西田憲一氏、および本部会代表である北海道大学の石井一英氏を交えたパネルディスカッションを実施し、日本、特に自治体の廃棄物管理と計画に関して、平成の総括をさらに明確にすると共に、令和の展望として社会への提言を示す。

プログラム

1.開会挨拶:計画部会代表・石井一英氏(北海道大学)
2.講演「平成における廃棄物管理と計画の総括」:中石一弘(エックス都市研究所)
3.講演「2030~50年に向けた新たな廃棄物計画のコンセプトとその支援ツール~国と自治体を接合した一般廃棄物モデル~」:田崎智宏氏(国立環境研究所)
4.会場からの質疑応答
5.パネルディスカッション:
・司会:稲葉陸太氏(国立環境研究所)
・討論:中石氏、田崎氏、石井氏、西田憲一氏(三重県環境生活部廃棄物対策局)
*総合司会:稲葉陸太氏(国立環境研究所)

チラシ

企画セッション・配布用チラシ

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