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令和4年度秋の企画セッション「2050年に向けた廃棄物管理の分岐点について」のご案内

令和4年度秋の企画セッション「2050年に向けた廃棄物管理の分岐点について」のご案内

日 程

2022年9月22日(木) 9:00~10:30

場 所

宮崎大学 工学部 第5会場

趣 旨

廃棄物計画研究部会では、今年度からの 3 年間、「環境・社会変化に適応する廃棄物計画のあり方」をテーマに活動する予定です。今年度はその端緒として、まず春の検討会において、計画部会員以外の方々にも参加いただきグループワークを通じて議論しました。そこでは、脱炭素、地域循環圏、プラスチック対策など幅広く複雑な課題について自由な意見や提案がなされました。
この度、秋の研究発表会における企画セッションでは、どのような要因が将来を決定づけるか(分岐点は何か)に着目します。まず、関連する話題提供として、東芝三菱電機産業システム株式会社の北垣氏から、統制不可能な外部環境を分析してリスクを把握するマクロ環境分析とその廃棄物処理への適用について報告いただきます。また、国立環境研究所の稲葉氏から、同研究所に置いて 2007 年頃に実施した近未来の資源循環・廃棄物管理のシナリオ予測のワークショップの内容と成果について報告いただきます。さらに、(公財)日本環境整備教育センターの白川氏から、海外での浄化槽導入における状況分析の事例を報告いただきます。以上の関連報告に続いて、廃棄物管理の分岐点についてフロアも交えたディスカッションを予定しています。春の討論会に続いて、自由で柔らかく熱い議論の展開と面白く新しい切り口の提案を期待しています。

プログラム

1.部会長挨拶(北海道大学 石井一英教授)
2.関連研究調査報告:
・報告1「処理計画とマクロ環境分析」東芝三菱電機産業システム株式会社 北垣 剛氏
・報告2「資源循環・廃棄物管理の近未来シナリオ作成」(国研)国立環境研究所 稲葉 陸太氏
・報告3「海外での浄化槽導入における状況分析」(公財)日本環境整備教育センター 白川 百合恵氏
3.フロアとのディスカッション(司会:石井代表)
・春の討論会の論点紹介(稲葉)
・廃棄物管理の分岐点に関する討論
4.閉会挨拶

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