第4回講演会(2009/11/20)
廃棄物学会リサイクル研究部会 第4回講演会
プラスチックリサイクルに関する合同講演会
-リサイクル用途拡大の可能性を小規模油化と低質プラ選別で発掘し競争力強化へ-
プラの水平リサイクルのための油化技術、シュレッダーダスト等の低質廃プラの用途開発の現状を把握し、連携強化を図りました。
〔共 催〕 プラスチックリサイクル化学研究会(FSRJ)
廃棄物・資源循環学会(リサイクルシステム・技術研究部会)
〔協 賛〕 高分子学会、石油学会
〔日 時〕 2009年11月20日(金) 9~16時
〔会 場〕 日本大学理工学部駿河台校舎1号館6階CSTホール(東京都千代田区駿河台1-8-14)
(JR御茶ノ水駅、聖橋口改札出口より徒歩3 分)
〔定 員〕 100名(事前申込み制)
〔参加費〕 10,000 円 (当日、受付にて)
〔講演時間〕 40 分(講演30分+質疑10 分)
開催趣旨
廃プラが元の製品に戻る水平リサイクルは家電で事業化され順調に拡大しています。第2ステップとして、シュレッダ ーダストなどの1 桁量の多い低質廃プラの用途開発が大きな課題です。小規模油化は地産地消の形で全国展開しています。 シュレッダーダストの選別には新しい提案が複数なされており、事業化の可能性が高まっています。これらの現状を把握 し、今後の展開を後押しするべく、関係者の意気込みを深め、参加者の連携を図りたい。
プログラム
< 9:00~ 9:10>開会の挨拶 (FSRJ)真下清
第1部:小型廃プラ油化の将来性
座長(東北大)吉岡敏明
< 9:10~ 9:50> 廃棄プラスチック熱分解技術と油化事業の展望 (産総研)小寺洋一
< 9:50~10:30> 廃FCC触媒を用いた廃プラスチック連続油化プロセスの開発 (北九州市立大)芳賀裕之
<10:30~10:40> 休憩
座長(産総研)加茂徹
<10:40~11:20> 廃プラスチック油化装置及び稼動中プラント実例紹介 (エンバイロメントシステム)塚田正隆
<11:20~12:00> 医療系廃プラの地域循環型油化リサイクル~東北地域での事例~ (アルティス)川端邦幸
<12:00~12:50> 食事休憩
第2部:マテリアルリサイクルの可能性
座長(パナソニック)西川浩二
<12:50~13:30> 湿式選別の事業化 (アビズ)浦野広明
<13:30~14:10> 乾式比重選別によるシュレッダーダストからプラ選別 (岡山大)押谷潤、(平林金属)中務真吾、(永田エンジニアリング)久保泰雄
<14:10~14:50> 廃家電/シュレッダー等 混合廃プラスチックの高純度選別・分離リサイクルシステムの構築 (日立造船)井上鉄也 (協和産業)安藤太郎
<14:50~15:00> 休憩 座長(塩ビ協)阪内孚史
<15:00~15:40> 塩ビ壁紙のリサイクル (アールインバーサテック)網本吉之助
<15:40~16:20> ポリ乳酸プラは本当にリサイクルできるか? (九州工大)西田治男
<16:20~16:30> 閉会の挨拶 (廃棄物学会)松藤敏彦
<16:30~18:00> 懇親会