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第1回講演会(2006/3/15)

第1回講演会(2006/3/15)

廃棄物学会リサイクル研究部会 第1回講演会

家電のプラスチックリサイクルに関する講演会

 

〔主 催〕 廃棄物・資源循環学会(リサイクルシステム・技術研究部会)

〔共 催〕 高分子学会 プラスチック化学リサイクル研究会、日本エネルギー学会

〔日 時〕 2006年3月15日(水) 10~17時

〔会 場〕 独立行政法人 産業技術総合研究所 臨海副都心センター 別館バイオ・IT融合研究棟11F (東京都江東区青海2-42)

(新都市交通ゆりかもめテレコムセンター駅より徒歩4分)

〔定 員〕 150名(事前申込み制)

〔参加費〕 5,000円(当日、受付にて)

〔講演時間〕 40分(講演30分+質疑10分)

開催趣旨

2001年4月から始まった家電リサイクルは順調に拡大し、リサイクル率は平成16年度で64~82%であり、法定リサイクル率を大幅に超えている。家電メーカーが使用済み家電のリサイクルに責任を持ちリサイクル事業を主導することにより、資源の循環使用が急激に拡大している。解体容易なプラスチック(冷蔵庫野菜箱、洗濯機水槽、テレビキャビネットなど)は回収され、元の製品へ水平マテリアルリサイクルされ始めた。また、機械破砕時に発生するシュレッダーダスト中のプラスチックも選別が進み、複数の用途に再利用され始めた。これらの現状とそれを支える技術を紹介する。さらに、今後の動向と可能性を共催する学会の視点で評価していただき、プラスチックリサイクルの将来について議論を深めたい。

プログラム

<10:00~10:10> 部会長挨拶   (北海道大学)松藤 敏彦

第1部  マテリアルリサイクルの進展

座長(テルム) 早田 輝信

<10:10~10:50> 使用済み家電プラスチック自己循環に対する取り組み   (三菱電機)松尾 雄一

<10:50~11:30> 廃家電回収ポリプロピレンのマテリアルリサイクル技術   (シャープ)隅田 憲武

<11:30~12:10> 家電リサイクルプロセスとプラスチックリサイクル   (松下電器)辻田 博志

第2部 リサイクルを支える技術

座長(JFE)行本 正雄

<13:00~13:40>  使用済み家電製品からのプラスチックのリサイクル    (東芝)久保田 亨

<13:40~14:20>  環境配慮設計 ―調査結果報告―   (日立)西  隆之

<14:20~15:00>  法の見直し(国際資源循環など)   (国立環境研)田崎 智宏

<15:00~15:10> 休憩

第3部 リサイクルの将来

座長(日大) 澤口 孝志

<15:10~15:50> 資源循環型高分子の創製   (近畿大) 西田 治男

<15:50~16:30> 植物由来プラスチックのPC筐体への応用   (富士通)西井 耕太

<16:30~17:10> 廃電気電子機器に含まれるプラスチックのリサイクル   (産総研)加茂 徹

 

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