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災害ごみワークショップ「災害ごみについて考えよう!」実施報告 (令和5年度市民フォーラム部会)

災害ごみワークショップ「災害ごみについて考えよう!」実施報告 (令和5年度市民フォーラム部会)

1.開催テーマ 災害が起きる前 起きた後に私たちにできること
2.開催日時 令和6年2月17日(土) 10:00~12:00
3.場所 福岡市福浜公民館(福岡市中央区)
4.参加者 50名(福浜校区市民28名(自治会、環境・防災リーダー)及び学会会員等22名(自治体、大学、コンサルタント等)
5.内容
10:00~ 開会挨拶 北九州市立大学 藤山 淳史 氏
10:05~ 九州の自然災害の事例~災害ごみ収集運搬支援の経験を踏まえて~
講師:(公財)ふくおか環境財団 福重 孝之 氏
10:30~ 「災害ごみについて考えよう!」
災害が起きる前 起きた後に私たちにできること
講師:(公財)廃棄物・3R研究財団 中山 育美 氏
10:45~ ワークショップ「災害ごみのことを考えよう!」
・災害ごみ分別ゲーム(福岡市の災害ごみ分別を体験しよう)
・災害ごみをどうやってもっていく
・災害ごみの出し方でわからないこと・困ること
・災害ごみについてふだんできること
(1)意見交換、取りまとめ
(2)発表
11:50~ 閉会挨拶 福岡大学 鈴木慎也氏

福岡市の中心部から西に3Km程の所に位置(福岡PayPayドーム横)する海沿いの住宅エリアの公民館において、市民向けの災害ごみワークショップを開催しました。
参加者はグループに分かれて、災害ごみの分別ゲームや災害ごみの排出方法、平時の対策などについて学びました。“分別ゲーム”では、壊れた家電製品の出し方に迷ったりしながらも排出方法を学び、次に、“災害ごみを仮置場へ運び出す方法”や“平時にやっておくべき災害ごみの対策”等について意見交換を行い、参加者は「ボランティア支援の受け方を知っておくべき」、「仮置き場用分別プレートを事前に準備しておくべき」等の活発な意見を交わしていました。
終了後に参加者から「自治会でできることを考えなければならないことがわかった」、「今日、学んだことを参加していない人にも伝えなきゃ」、といった言葉を頂き、終了しました。

〇グループ発表の主な意見
・高齢者が高層階から災害ごみを運び出すのは難しく、ボランティアが必要。
・仮置場候補地は自宅から遠く、持って行けない。(事前に近くに置き場を決めておく)
・災害の種類によって、仮置場が被害(浸水など)に遭うため変える必要がある。
・普段から不要なもの、使わなくなったものなどは処分しておく。
・事前に分別プレートを設置する担当者を決めておく。
・災害ごみの分別に関する知識をもっと広げるべき。

実施報告書(PDFファイル)

 

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