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部会主催シンポジウム@2009年度春季研究討論会

部会主催シンポジウム@2009年度春季研究討論会

テーマ:
レアメタル回収に向けた動きと分析手法相互検証への取り組み
日時:
2009年5月25日(月)10:30-12:30
会場:
川崎市産業振興会館 (ホール1階)
住所:
神奈川県川崎市幸区堀川町66-20
電話:
044-548-4811
最寄駅:
JR川崎駅西口 徒歩8分、京急川崎駅 徒歩7分
内容:
戦略的な電子機器開発や国際的資源確保は、重要な国家戦略の一つになってきました。そのなかで、レアメタルの戦略的利活用とリサイクルの促進に向けた取り組みがはじまっています。家電リサイクル法に品目追加された液晶テレビやプラズマテレビ等に対しても、積極的研究開発の促進が謳われています。一方、レアメタルを含めた多くの金属化合物はヒトや生物への有害特性を有していることは知られていますが、十分な知見が得られていない金属も多くあります。また、レアメタルの化学分析方法についての議論はじまったところで、標準的な分析方法確立に向けて取り組んでいかねばなりません。
有害廃棄物研究部会からリニューアルした「物質フロー研究部会」としての初の公開企画として、レアメタル回収の最近の動きを取り上げて議論し、今後、公募方式で推進する予定の分析手法相互検証スキームについて説明します。
プログラム:
司会進行 酒井伸一(京都大学)

  1. 「使用済み家電機器からのレアメタル回収事業」 上田康治(環境省リサイクル推進室長)
  2. 「電気電子機器のレアメタルポテンシャルと回収技術の課題」白鳥寿一(東北大学大学院環境科学研究科教授)
  3. 「金属化合物の生体為害性について」山本玲子(物質・材料研究機構生体材料センターグループリーダー)
  4. 「レアメタルのリサイクル過程における分配挙動」中島謙一(国立環境研究所循環型社会・廃棄物研究センター)
  5. 「レアメタル標準分析方法に向けた相互検証について」貴田晶子、宮崎徹(物質フロー研究部会)
  6. 質疑と総合討論

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