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【共催】分散型汚水処理システムの脱炭素化: CH4/N2O 排出抑制、 CO2ネガティブエミッションに着目して(廃棄物資源循環学会 若手の会・環境技術学会「若手の会」 合同セミナー)

【共催】分散型汚水処理システムの脱炭素化: CH4/N2O 排出抑制、 CO2ネガティブエミッションに着目して(廃棄物資源循環学会 若手の会・環境技術学会「若手の会」 合同セミナー)

本セミナーは、環境省・環境再生保全機構の環境研究総合推進費3-2304「浄化槽システムの脱炭素化に向けた維持管理・転換方策の提案とシナリオ設計」(2023~2025年度)の初年度における研究内容を報告する場として、企画致しました。分散型汚水処理システムを支える、住宅建物に設置する浄化槽を対象に、温室効果ガス(GHG)排出係数の整備に関する最新の知見、浄化槽の設置基数予測に基づくGHG排出シミュレーションの事例を紹介します。浄化槽汚泥の資源化に向けた取組みとしては、バイオマス由来炭素の隔離を新たな選択肢として模索すべく、炭化システムに着目した研究事例を紹介します。バイオ炭の炭素貯留(CO2ネガティブエミッション)に関しては、2019年IPCCガイドライン改良版の執筆担当者である岸本氏にその概要を説明頂くとともに、算定法に関する最新の知見を紹介頂きます。水処理・資源循環を横断的に捉えて、分散型汚水処理システムからのGHG排出削減策を議論する場として、本セミナーを活用頂きたいと考えております。
廃棄物資源循環学会 若手の会では、これまで廃棄物・資源循環分野に携わる若手の研究者、実務者、学生間のネットワークの深化を狙いとした企画を実施してきました。また、近年は環境技術学会「若手の会」との合同企画の実施により、相互の交流を深め多様なネットワークを構築しています。若手の会が開催するセミナーではありますが、ご参加頂くにあたり年齢制限はございません。


1. 開催日時:2024年3月1日(金) 14:00~16:25

2. 開催方法:対面とオンラインのハイブリッド
会場:TKP新大阪駅前カンファレンスセンター / カンファレンスルーム4H (対面参加の定員:50名)
オンラインでの参加可能 / Zoomミーティングによる配信(オンライン参加の定員:300名)
TKP新大阪駅前カンファレンスセンター アクセス情報 https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/cc-shinosaka-higashiguchi/access/
  ※対面会場を朱字部の通り変更しました(2024.2.19)

3. 参加費:無料

4. プログラム概要
14:00~14:05 開催挨拶 : 廃棄物資源循環学会若手の会  水原 詞治(龍谷大学)
14:05~14:35 浄化槽分野での将来の設置基数予測に基づくGHG排出シミュレーション : 櫛田 陽明(日本環境整備教育センター)
14:35~15:05 バイオ炭による土壌での炭素貯留量の算定法に関する最新の知見の紹介 : 岸本 文紅(農研機構)
15:05~15:35 廃棄物処理施設の熱源を活用した汚泥炭化システムの設計とCO2ネガティブエミッション : 中久保 豊彦(大阪大学)
15:35~15:50 休憩
15:50~16:20 総合討論
16:20~16:25 閉会挨拶 : 環境技術学会「若手の会」 櫻井 伸治(大阪公立大学)

2月26日(月)までに、以下の申し込みフォームにてお申込み下さい。
若手の会セミナー申込フォーム:https://forms.gle/byvcCPSYUB666Qtv9

備考:本セミナーはCPD受講対象セミナーではありません。

問い合わせ先・詳細は以下の案内をご確認ください。

若手の会合同セミナー_2024案内_会場変更

主催:廃棄物資源循環学会若手の会・環境技術学会「若手の会」

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