Japan Society of Material Cycles and Waste Management アクセス English
総会および懇親会

総会および懇親会

2007年度 若手の会総会

11月19日(月) 18:15から,つくば国際会議場第6会場において,若手の会総会が開催された。参加者は,17名(社会人会員7名,学生会員10名)であった。総会の内容は,人事報告,決算予算報告および以上の承認,昨年度活動報告,共同研究に関する討論である。

まず,人事報告では,役員交代(敬称略)について承認申請があり,参加者によって規約に従い承認された。空きとなっていた幹事役に,朝倉(前事務局,国立環境研究所)が就任した。事務局に大きな交代があった。総務(暫定)担当が,朝倉から平田修氏(福岡大学),新しく事務局内の役割を分割して設定した会計&対外(暫定)担当が,高橋史武氏(九州大学)となった。これによって,現職である若手の声&HP担当の岡田敬志氏(北海道大学)とあわせて,事務局を3人体制とした。事務局内の役割を分割し人数を増やしたのは,各事務局員の負担を減らすことと,役割を年毎に回転させることによって事務局内の公平性を出すことである。また,負担を減らすことによって,後任を見つけやすくすることを狙っている。また,幹事役は2名が望ましく,すみやかな補充が望まれる。

H18年度決算と,H19年度予算案の承認申請があり,参加者によって規約に従い承認された。昨年度(平成18年10月~平成19年10月)の活動報告では,平成18年度若手の会総会と若手の声「定期出版の部」掲載についての紹介があった。最新の投稿は,中山裕文氏「研究室紹介」である。若手の会HP (http://www.jswme.gr.jp/wakate/index.htm)から自由に読むことができる。

次に,石垣智基・世話人から,「若手の会会員による共同研究・サマースクール・講演会」提案のための会員意識を問うアンケート調査結果について説明があった。このアンケートは,H18の若手の会総会において,参加者を対象に実施したものである。若手の会の会員によって共同研究を行うことについては,肯定が40%,条件付肯定が32%,否定が12%,無回答・その他が16%であった。肯定した会員の意見では,「若手のプレゼンスを示すことが出来る」,「多様な意見・考え方・人脈」および「多くのフィールドに触れられる」などをあげていた。否定側の意見は,「時間的余裕・金銭的余裕の問題」,「作業分担の問題・取りまとめ・単純作業」および「参加者が少ないのでは」などがあげられた。若手の会の活動は,ボランティアをもとにした自主活動であるため,否定側の意見はもっともであり,若手にとってのメリットを出すことが,この解決策になる。提案された具体的なテーマは図1を参照されたい。

その他,サマースクール・講習会についての希望されている内容紹介と,開催場所に関する希望調査がなされた。開催希望場所は,観光地などを初め多彩な地域があげられたものの,実現可能な開催場所の調査結果は,関東であった。

その後,近郊の飲食店において,懇親会が行われた。国際会議場周辺には,徒歩圏の飲食店が少なく,皆様も苦労されたことは想像にかたく無い。当然,その中の一軒を皆様と奪い合い,勝ち取り,小さな個室にすし詰めで懇親会を行った。活気があった。総会会場ではまばらな参加者に心細くなったものの,会場が小さくなって距離が縮まると,錯覚が起こった。まったくの異業種の方と知り合い,新しい研究手法を思いつくことができ,また,(お手伝いの)学生も進路や仕事についての話を社会人から聞くことができた。社会に出る準備中の学生にとって,貴重な体験である。学生の皆さん!次回は是非いらして下

ページの先頭に戻る