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産廃研究部会

産廃研究部会

組織

代表:袖野 玲子 (芝浦工業大学環境システム学科環境政策研究室教授)

設立

設立年月:平成27年(2015年)5月

趣旨

 産業廃棄物処理技術等に関する情報交換、技術力の向上を目的とする。
具体的には、企画セッション等の開催、勉強会・見学会等を行う。

▼ これからのイベント開催予定 ▼

 令和6年度につきましては、詳細が確定後に本ページにて発表します。しばらくお待ちください。

研究テーマ

 産業廃棄物処理は、高度成長下で不適正な処理が横行した時代を経たのち、
適正処理と資源循環によって、持続可能な社会に貢献する産業として現在進化し続けている。
 一方、産業廃棄物の特性として、幅広い産業の事業活動から多様な廃棄物が発生し、
自治体が許可している処分方法・資源化技術等も、簡素なものから高度な先端技術まで多岐にわたる。
 処理・資源循環の現場では、安全性確保と法令順守はもとより、
人手不足等を背景とするAIによる自動選別等の高精度な技術や低炭素技術のほか、
生産性、経済性、リサイクル先受入基準との整合性、設置に係る行政手続等、
多角的な観点から開発・導入が進められている。具体的には次のような研究活動を行う。
 ・廃棄物処理技術の現状把握、適正処理・資源循環推進に向けた技術向上、標準化等の検討
 ・法規制・施設構造基準、許可手続、廃棄物区分等の現状と合理化、業務改善の検討

過年度の活動状況

■産廃研究部会 平成27年5月29日開催
 ・廃棄物種類の判断 
 ・廃棄物と廃棄物処理業の正しい見方 
 ・「選別」の重要性 
 ・廃棄物分類の難しさ&「適正処理」とは何だろう?

■研究発表会企画セッション

〇令和5年度(2023年度) 令和5年5月25日及び令和5年9月11日開催
 第1回:官民連携による一般廃棄物の適正処理(廃棄物計画研究部会との共同開催)

 1.官民連携による地域貢献と一般廃棄物処理の実態(講演)
 2.パネルディスカッション
  
 第2回:廃棄物処理業界のリソーシング化並びに人財育成・人材確保について考える
 1.私たち廃棄物業界がリソーシング産業になるために ~現状の課題と今後の対策~
 2.無形資産(人財)の可能性について
 3.廃棄物処理業界イメージアップ戦略 ~モテる業界への道~
 4.人について ~産廃業界に、人が集まるようにするには?~

〇令和4年度(2022年度) 令和4年9月20日開催
処理業務の効率化及び災害廃棄物について考える

 1. 現地確認に対する自治体の見解調査 ~コロナ禍における実地確認について考える
 2. 廃棄物業界におけるIT・DX について(電子マニフェスト版)
 3. 災害廃棄物への思い
 4. 災害廃棄物取組事例に学ぶ~中部地区での災害に備えて~

〇令和3年度(2021年度) 令和3年10月27日開催
産廃分野における最近の関心事項 
 ー脱炭素、プラスチック資源循環法への対応、SDGs取組の現状と今後
 
 1. 経営塾OB会紹介 
 2. アンケートまとめ  
 3. オガワエコノスSDGs概要版 
 4. 光和精鉱のSDGs取組みについて SDGsを実践し社会に貢献!
 5. 社会課題解決に向けた加山興業の取り組み 〇令和2年度(2020年度) 令和2年9月18日開催 県外産業廃棄物の流入規制について  1. 北海道(除、旭川市)、東北並びに北関東  2. 旭川市、南関東、山梨県、及び新潟県  3. 長野県、北陸、東海  4. 近畿、中国、四国、九州及び沖縄
〇令和元年度(2019年度) 令和元年9月20日開催
産業廃棄物処理業界の未来像Ⅱ ~先端技術の有効的活用~ 1. 先端技術を活用した産業廃棄物処理業について ≪先端技術を用いた収集運搬の可能性≫ 2. 電話半端無いって 3. 先端技術を利用した廃棄物処理 【先端ツールを使った業務改善】  4. 先端技術を活用した産業廃棄物処理業について ~幸せの共有~
〇平成30年度(2018年度) 平成30年9月12日開催
産業廃棄物処理業界の未来像~人材育成を中心に~
【人材育成】
 1.8分でわかる産業廃棄物収集運搬業務  ~優良産廃マニュアル~
 2.帰ってこいよ ~ドライバー長期雇用についての提言~
【未来の環境事業】
 3.廃棄物処理業界のあるべき姿
 4.未来へ想いを馳せる ~Think into the Future~

〇平成29年度(2017年度) 平成29年9月7日開催
更なる信頼の確保に向けて
【適正価格と信頼】
 1.絶対にマケられない戦い(みつもり)がそこにはある
 2.適正価格と信頼 Ⅰ
 3.適正価格と信頼 Ⅱ
【今後の廃棄物処理業の目指す方向性】
 4.信頼を得るためには ≪環境学習を用いた啓蒙活動について≫

〇平成28年度(2016年度) 平成28年9月27日開催
産業廃棄物の排出現場における課題と処理業の目指す今後の方向性
【排出事業者が廃棄物処理で困っていること】
 1.廃棄物処理で困ったこと
  ~排出事業者が廃棄物処理で困ったことアンケート結果
 2.廃棄物の処理方式と業者選定の考え方について
【今後の廃棄物処理業の目指す方向性】
 3.子供たちのなりたい職業ナンバー1を目指して!
環境学習「身近なごみから考えよう」
 4.とにかく明るい産廃 安心してください 焼いてますよ

〇平成27年度(2015年度) 平成27年9月16日開催
産業廃棄物の排出現場における課題と処理業の目指す今後の方向性
【排出事業者等に理解を促したいこと、優良業者情報発信の改善提案】
 1.産業廃棄物処理業 ~ 適正価格と規制緩和
 2.優良さんぱいナビ&コミュニケーション
【今後の廃棄物処理業の目指す方向性】
 3.排出事業者が求めること
 4.未来予想図Ⅲ・・・SANPAI TRIBE

■施設見学会
▼令和5年度(2023年度) 令和6年2月14日開催
茨城県内施設見学会(ひたちなか市・つくば市)
 ・株式会社カツタ 本社工場(焼却・破砕・選別他)
 ・株式会社あおぞら 本社工場(廃プラリサイクル他)
▼令和4年度(2022年度) 令和5年2月22日開催
埼玉県内施設見学会(深谷市、本庄市)
 ・株式会社シタラ興産 本社工場並びにサンライズFUKAYA工場(破砕・選別他)
 ・株式会社タカヤマ エコジョイン北関東工場(汚泥処理)

▼令和3年度(2021年度) 令和3年4月21日並びに令和4年3月3日開催 1回目:神奈川県内施設見学会(横浜市内並びに川崎市)  ・J&T環境株式会社 横浜エコクリーン他(焼却他)  ・株式会社Jバイオフードリサイクル(食品リサイクル)  ・三友プラントサービス株式会社 川崎事業所(汚染土壌処理他)

2回目:千葉県内施設見学会(白井市、八千代市、市川市)
・株式会社丸幸 神々廻の森工場 (破砕・選別他)
 ・株式会社東亜オイル興業所 本社工場(油水分離・焼却他)
 ・株式会社市川環境エンジニアリング 行徳工場(廃プラリサイクル他) ▼令和2年度(2020年度)  コロナウイルス感染拡大の影響により中止。
▼令和元年度(2019年度) 令和2年2月21日開催
多摩地区近郊施設見学会(埼玉県入間市、東京都あきる野市、八王子市) 
 ・比留間運送株式会社 入間工場(堆肥化)
 ・成友興業株式会社 あきる野事業所(破砕・造粒固化等)
 ・株式会社完山金属 高尾リサイクルセンター(破砕・選別)
▼平成30年度(2018年度) 平成31年2月15日開催
彩の国資源循環工場見学会(埼玉県寄居町)
 ・株式会社エコ計画(焼却)
 ・株式会社ウム・ヴェルト・ジャパン(蛍光管リサイクル)
 ・埼玉県営最終処分場(管理型最終処分場)

お知らせ

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