平成22年度
平成22年度全国環境研協議会廃棄物研究発表会(廃棄物資源循環学会年会併設)
主催:全国環境研協議会 企画部会
共催:廃棄物試験・検査法研究部会
日 程
平成22年11月4日(木) 14:00~16:45
会 場
石川県教育会館 第1会議室
内 容
プログラム
開会挨拶 全国環境研協議会企画部会長
長谷岡 淳一(鳥取県衛生環境研究所所長)
第1部 廃棄物研究発表会 (14:05~15:25)
座長:松村千里(財団法人ひょうご環境創造協会兵庫県環境研究センター)
(1) 告示13号試験で使用するガラス繊維ろ紙の種類とその測定結果に与える影響について
井上 豪(沖縄県衛生環境研究所)
(2) キレート処理飛灰の有害重金属溶出試験と保管後の溶出濃度の変化
小口文子(長野県環境保全研究所)
(3) 都市ごみ発生量の都市内地区分布 ~発生量原単位法による予測~
酒井 護(大阪市立環境科学研究所)
(4) 植物を用いた汚染土壌の環境修復に関する研究
井上和幸(石川県保健環境センター)
休憩 (15:25~15:35)
第2部 情報交換会(廃棄物試験・検査法研究部会共催企画) (15:35~16:45)
(1) 環境省受託業務「産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法の検討業務」の報告
貴田晶子(独立行政法人国立環境研究所)
(2) 地方環境研究所における循環型社会形成推進に係る研究事例
① リン資源の有効利用に関する調査
岡 正人(岐阜県保健環境研究所)
② 不法投棄によるVOC汚染サイトの環境修復技術・評価に関する研究
巽 正志(三重県保健環境研究所)
③ コンポスト施用の安全性と有効性の微生物学的評価法の確立
足立伸一(大阪府立公衆衛生研究所)
④ 有機フッ素化合物の最終処分場における環境流出挙動の解明と対策技術に関する研究
松村千里(財団法人ひょうご環境創造協会兵庫県環境研究センター)
平成22年度廃棄物資源循環学会研究討論会
廃棄物試験・検査法研究部会企画「産業廃棄物溶出試験方法の検討について」
日 程
平成22年5月21日(金) 13:10~15:00
会 場
ホール
内 容
現在、産業廃棄物に関する評価手法として定められている「産業廃棄物に含まれる有害物(金属等)の検定方法」(昭和48年環境庁告示第13号)は制定されてから30年以上が経過してる。昭和48年の制定後、検液の作成方法について幾つかの改正がなされたが、それ以降は30年以上の間、見直しがされず現在に至っているのが実情である。分析機関毎に告示法から読み取った溶出液作成法の手順の認識が細部で異なり、同一試料であっても分析値に差異が見られることも多く課題も多い。また、平成20年3月に排水分析の規格(JIS K 0102)が改正されたが、各基準項目の分析方法はまだ改正後のJISに対応しておらず、その見直しも検討が必要である。本企画では、現在、進められている廃棄物検定方法の検討内容、溶出試験全般に関する課題や・事例を紹介し、参加者との意見交換を実施する。
プログラム
司会進行:豊口敏之(株式会社環境管理センター)
(1) 産業廃棄物の検定方法等の検討について
谷口和之(環境省廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課)
(2) 環境省受託業務「産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法検討業務」の報告
貴田晶子(独立行政法人国立環境研究所)
(3) 告示第13号溶出試験の分析値に及ぼす操作条件についての検討
長谷川 亮(株式会社環境管理センター)
(4) 再生材の溶出試験の検討と廃棄物分析事例
門木秀幸(鳥取県衛生環境研究所)
(5) 溶出試験の精度管理と技術向上に向けた取り組み
富田恵一(地方独立行政法人北海道立総合研究機構工業試験場)
講演後、講演者・参加者による意見交換を行います。