2023.9.13 第34回 廃棄物資源循環学会研究発表会(大阪工業大学) 災害廃棄物研究部会企画セッション開催報告
開催報告
令和5年9月13日に第34回 廃棄物資源循環学会研究発表会(大阪工業大学)において、災害廃棄物研究部会企画セッション ミニワークショップ「災害廃棄物と気候変動適応」を開催いたしました。
プログラム
【話題提供】
1. 最新の災害廃棄物処理レポート
秋田市の事例 中山育美(公益財団法人廃棄物・3R研究財団)(当日発表資料)
北部九州地域の事例 鈴木慎也(福岡大学)(当日発表資料)
2. 廃棄物・リサイクル分野における気候変動適応策 渡邊明日美(一般財団法人日本環境衛生センター)(当日発表資料)
3. 気候変動適応に向けた災害廃棄物の予測・シミュレーション 東信太郎(株式会社NTTデータ経営研究所)(当日発表資料)
【対面参加者によるグループディスカッション】
中止
【まとめと挨拶】
鈴木慎也(福岡大学)
概要
大規模災害が頻発化し、災害廃棄物処理分野においてもその対応力の向上が強く求められている。課題はまだ山積みとは言え、災害廃棄物処理計画の策定率も増加し、処理支援のための骨格が固まりつつある段階にある。一方、目の前や足下の課題に追われ、長期的展望に立った議論や対策については、必ずしも十分になされている訳ではない。
本企画セッションでは、最新の災害廃棄物処理レポート、気候変動適応策に関する話題提供のあと、総合討論を行った。以下に概要をまとめる。参加者は年会会場29名、オンライン13名であった。