『循環とくらし』第5号のテーマは「ケータイで変わったくらし ~ネット世代の環境~」。
携帯電話がケータイになったとき。
通信機能と情報機能をあわせてもったケータイは、いつでも欲しい情報が手に入る、現代人のなくてはならないツールとなった。絶えず、繋がることのできる状態になったことで、人々の暮らしの何が変わったのか。
生活は便利になった反面、ユーザが意識するしないにかかわらず、使い方によっては予期せぬ事態を引き起こしている。
人口比率1人に1台以上、携帯電話所持率1億3千万台となった今、もっとも身近なモノである「ケータイ」について、その機能と歴史的な開発経緯もふまえ、廃棄物資源の循環という観点から、皆さんと一緒に考えてみたいと思う。
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ケータイで変わったくらし ~ネット世代の環境~【目次】 ごみの一歩手前を考える 『循環とくらし』 第5号
- 学会からのメッセージ [2]
- 巻頭インタビュー
- 共生の知恵 -ケータイ・ネット世代の「知のありよう」- [3] 内田 樹 (インタビュアー:貴田 晶子、文責:鍛冶 美行)
- [第1部] ケータイで変わったくらし・・・これから「くらし」はどこへ行く?
- 電話が携帯、そしてケータイになったとき [4] 阿部 清一
- ビッグデータはブラックホール!? [5] 西垣 通
- ケータイ世界からスマホ世界の子供たち [6] 藤川 大祐
- [コラム]ケータイが増えて、減ったもの…公衆電話のちょっといい話 [7] 山川 肇
- インターネットを利用した新しいライフスタイルと環境問題 [8] 杉山 泰之
- [コラム]震災とケータイ [9] 竹野 和彦
- 携帯電話「で」リユース?! -モバオクの工夫 [10] 南 明紀子
- [第2部] ケータイは環境にいいの?悪いの?
- 現代人の必需品 ~ケータイ(携帯)電話ができるまで~ [11] 大川 努
- 「携帯電話の環境背後霊 [12] 山末 英嗣
- 携帯電話は環境に優しいか [13] 吉田 文和
- もったいないイノチ ~ケータイと退蔵~ [14] 村上 進亮
- [コラム]ケータイとパチンコ [15] 貴田 晶子
- 携帯電話のリサイクル [16] 中島 賢一
- ごみ問題のこの1年 2013年 [17] 渡辺 浩平
- 市民啓発施設の情報交換
- 活動レポート
- ケータイゴリラ ~携帯電話回収キャンペーン~ [20] 羽仁 カンタ・永田 諭史
- 環境共育
- 五感で体験。環境教育 [21] 矢野 順也
- 学会からの発信
- 市民に紹介したい!講演論文集 研究発表会講演論文の紹介
- 徳島県川勝町における廃棄物政策の歴史と「34分別」の背景 [22](オリジナル論文はこちら [23]:外部リンク)
藤本 延啓 (紹介者 友田 加世) - バイオマス利活用は地域の社会的活性化につながるか:Resource generator による住民のソーシャル・キャピタルの測定を中心に [24](オリジナル論文はこちら [25]:外部リンク)
栗島 英明・稲葉 陸太・松橋 啓介 (紹介者 花島 温子)
- 徳島県川勝町における廃棄物政策の歴史と「34分別」の背景 [22](オリジナル論文はこちら [23]:外部リンク)
- Book Review [26]
- 森田 幸孝 著『インターネットが壊した「こころ」と「言葉」 』 (評者)水口 保
- 西垣 通 著『スローネット -IT社会の新たなかたち』 (評者)田中 綾子
- 藤川 大祐 著『ケータイ世界の子どもたち』 (評者)鍜冶 美行
- 遠藤 功・山本 孝昭 著『「IT断食」のすすめ』 (評者)山田 健一
- 市民に紹介したい!講演論文集 研究発表会講演論文の紹介
- 次号テーマ 予告 [27]
『循環とくらし』第5号 「ケータイで変わったくらし ~ネット世代の環境~」
発行年月日:2014年9月30日
編集・発行:一般社団法人 廃棄物資源循環学会 [28]
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