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研究部会の活動目的
近年利用の拡大が進む、IoT(もののインターネット)やAI(人工知能)の活用により、需要と供給のマッチングを図り、物流を高度化することで資源循環の一層の促進や低炭素化に資することが期待されます。また、少子高齢化を背景とした労働人口の減少により、廃棄物処理・リサイクル業界においても、労働力不足の問題が顕在化しつつありますが、情報技術の活用は、労働の効率化、省力化、安全性の向上などに繋がり、労働力の補完や経済性の向上に資する可能性もあります。
これら、情報技術の廃棄物処理・リサイクル分野への適用を研究テーマとして、産官学の連携等により技術的、制度的な検討を行うことで、廃棄物の処理・リサイクルを高度化し、資源の保全、温室効果ガスの排出削減、資源循環ビジネスの飛躍に繋げることを目的とします。
活動の概要
具体的には、下記のような活動予定を計画しています。
- 情報技術の活用に関する最新情報を共有、議論するための講演会等の開催
- 情報技術を利用するための技術的、制度的検討の実施
- 情報技術を活用する他学会、研究会、企業等との交流
これらの活動により、廃棄物資源循環学会の会員に、情報技術の活用についての情報収集や、新たな研究プロジェクトの立案に資するネットワークの構築の場を提供し、情報技術の活用による廃棄物処理やリサイクルの促進や高度化に資することができると考えられます。