災害廃棄物処理に係る交流セミナー
2018年は大阪府北部地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震と多くの災害に見舞われ、災害廃棄物も大量に発生しました。こうした災害における廃棄物処理では様々な問題が発生するため、必要に応じて研究者が自治体職員を支援することが求められますが、災害時に研究者と自治体職員が上手く協働するためには、普段からお互いのことを知り、災害時の役割や貢献できる内容を知っておくことが重要です。
このような観点から、本セミナーでは関西支部の研究者および関西地域の自治体職員を主な対象として、災害廃棄物処理における活動や連携の在り方について考え、議論します。自治体職員の皆様にとっては災害時に頼れる地域の研究者を知る機会に、研究者の皆様にとっては自身の研究が平時および災害時にどのように貢献できるかを知る機会になると思います。皆様の参加をお待ちしております。
企画・運営
廃棄物資源循環学会災害廃棄物研究部会
協力:廃棄物資源循環学会関西支部
日時
2019(平成31)年1月25日(金)
13:30~17:30 受付開始13:00
場所
龍谷大学深草キャンパス 和顔館 B203号(地下)
https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_fukakusa.html
- JR奈良線「稲荷」駅下車、南西へ徒歩約8分
- 京阪本線「深草」駅下車、西へ徒歩約3分
- 京都市営地下鉄烏丸線「くいな橋」駅下車、東へ徒歩約7分
定員および参加申込
- 定員:100名(事前申込み制)
- 参加費: 無料(懇親会・交流会費を除く)
当日プログラム
- 13:30~15:20 第1部
〇ご挨拶 渡辺信久(廃棄物資源循環学会関西支部長/大阪工業大学)
〇災害廃棄物ことはじめ 学会員(未定)
〇災害廃棄物処理における最近の事例について 若林完明(近畿地方環境事務所)
○災害廃棄物対策へのドローンの活用
- 15:30~17:30 第2部
○何ができるか考えようワークショップ
現場を熟知した学会員や、先端研究を行う学会員、自治体や市民の方との交流の多い学会員など、それぞれの得意とするテーマに わかれて、参加された方々とのワークショップを行い、それぞれが災害時に貢献できることを考えます!
※予定しているテーマ(ただし、事前のご意見を踏まえて、追加・変更の可能性あり):仮置き場管理、ごみ量推定、計画策定、有害物対応、生活衛生(屎尿)
○ドローンをさわってみよう
※第2部終了後に懇親・交流会を実施します(4,000円程度を予定)
※プログラムは暫定版です。変更になる場合があります。
セミナーチラシPDFをダウンロード
問合せ先
国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター 森朋子
mori.tomoko[AT]nies.go.jp TEL: 029-850-2682