学会誌新企画「基礎講座シリーズ」掲載について
かねてより学会員の皆様から、入門講座的なコーナーを学会誌に掲載してほしいとご要望のあった懸案に関しまして、編集委員会にて検討を重ねました結果、下記の記事を廃棄物資源循環学会誌第24巻第2号より、新企画として6回のシリーズで隔巻号にて掲載することを決定致しました。
この基礎講座は、現場に役立つ情報を提供することを目的に、廃棄物処理処分に関わる理化学的な一般的な情報を、具体的な例をあげて解説することとしています。
今後も、学会員の皆様のご意見等を反映した学会独自の記事の企画を目指していきたく存じますので、ご意見またはご要望がございましたら編集事務局までご連絡くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
シリーズ企画:廃棄物資源循環のための理化学基礎講座
(原案作成者) 大阪工業大学 渡辺信久
その1:「化学物質の環境運命」コンパートメントモデルとは(第24巻第2号掲載予定)
その2:「水溶液のpH」緩衡作用とCO2の影響
その3:「廃棄物の焼却排ガスが保有する熱」エンタルピーの取り扱い~顕熱・潜熱、高位・低位発熱量、白煙防止条件~
その4:「水溶液の酸化還元」
その5:「熱環境下における化学平衡」
その6:「廃棄物の焼却処理にかかわる物質収支」
※ここに掲載しているのは仮のタイトルです。掲載順は未定です。