2025年度春季シンポジウムオンライン配信のご案内 ㈱廃棄物工学研究所
「持続可能な社会の実現に向けて~求められるごみ処理事業の見直し~」
趣旨:
廃棄物処理の目的は生活環境の保全と公衆衛生の向上である。そのために焼却施設等を整備してきたが、資源循環や脱炭素が重要なテーマになって、物質回収型のリサイクルが増えてきた。紙やプラごみ等の分別収集や選別などに多くのごみ処理従事者が必要となり、日本のごみ排出量は2000年以降減少しているにも関わらず、ごみ処理従事者は増加している。一方、可燃ごみが減少するために焼却施設の稼働率は低下し、リサイクルの為の選別などの施設も増えごみ処理単価も増加している。自治体の担当者は「リサイクル貧乏」と呼んでいる。そこで求められるのが「ごみ処理事業の見直し」である。ごみ処理における人手不足や高額化にならない、「持続可能な効率的なごみ収集・運搬と処理処分」を目指したごみ処理事業の見直しが必要である。シンポジウムでは、廃棄物処理事業の見直しの重要性を指摘し、高付加価値をもたらす持続可能なごみ処理事業について考えてみたい。
開催日時:
2025(令和7)年6月27日(金)14:00~17:00
開催当日の視聴が出来ない方は、オン・デマンドサービスにて7月1日以降7月末まで何時でも何回でも視聴可能です。
開催方法:無観客開催、オンライン中継配信
主催:
㈱廃棄物工学研究所
お問合先:
運営事務局 ㈱廃棄物工学研究所(担当: 石井) Tel/Fax 086-239–5303