『廃棄物関連試料の分析マニュアル』 出版・販売のご案内
廃棄物の有害性を評価する規制試験として「産業廃棄物等に含まれる金属等の検定方法」(環告13号)があります。制定から40年ぶりに、2013(平成25)年に改定されましたが、改定検討業務に(一社)廃棄物資源循環学会が関与してきました。新規技術の採用とともに測定者によるばらつきを小さくする内容変更が環告13号試験の改定に含まれました。また留意すべき事項を周知するための操作マニュアルの必要性も指摘されました。「廃棄物関連試料の分析マニュアル」は、この操作マニュアルを核とし、分析対象を廃棄物のみならず再生材(環境安全性評価)、土壌(土壌汚染対策法関連)、使用済製品(有用金属回収)等に拡大しています。廃棄物や関連分野における科学分析の実務担当者はもとより、環境行政担当者、廃棄物処理設備製造の担当者、廃棄物発生事業所・廃棄物中間処理業・廃棄物最終処分場の担当者、土壌汚染対策に携わる建設業界の担当者にもご活用いただくことができるものと考えております。
書籍名
廃棄物関連試料の分析マニュアル
発行年月
2015年5月
販売価格
10,800円(税込)(本体価格10,000円+消費税800円)
梱包・送料
一律1,000円(冊数にかかわらず)
監修
酒井伸一、貴田晶子
目次
第1章 廃棄物の法規制
第2章 廃棄物の最終処分方法(最終処分基準等)
第3章 有害な産業廃棄物に係る判定基準と平成25年の改定
第4章 廃棄物の試料採取(産業廃棄物のサンプリング方法)
第5章 廃棄物の試料調整
第6章 廃棄物の溶出試験
第7章 測定方法
第8章 土壌の分析
第9章 廃棄物等の特性化試験
第10章 金属等の全含有量試験
巻末資料 「産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法」全文