主催:第9回廃棄物資源循環学会リサイクル研究部会講演会-リユースの現状と将来を考える-(2012年12月7日)
■趣旨
リユース市場の規模は、過去10年の経済情勢が厳しい中でも堅調に拡大してきて、約1兆円(中古住宅、中古自動車、骨とう品を除く)に達していると推計されており、家計消費が停滞する状況だからこその消費者のリユース需要が存在している。一方、リサイクル政策の展開が一段落するなか、2012年4月の環境基本計画でも2R(リデュース、リユース)の重要性が指摘され、リユースには公共政策面や環境面での展開が期待されているところである。
そのような中、環境省が自治体とリユースショップの連携のもとでのリユース促進事業を行っているなど、リユースにおける新たな動向も見られるようになっている。
本講演会では、そのような循環型社会の形成の次なる展開と新たなビジネスチャンスの機会創出の動向に係る講演を通じて、リユースの現状と将来を考えてみたい。
■日時:2012年12月7日(金) 9時50分~17時15分
■会場:日本大学理工学部駿河台校舎1号館2階121会議室(東京都千代田区駿河台1-8-14)
地図:http://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/google.html
■交通:JR御茶ノ水駅、聖橋口改札出口より徒歩3分
■定員:100名(事前申込み制)
■参加費:10,000円
懇親会費は3000円 学会当日、受付にて申し受けます。学会部会名で領収書を発行
■プログラム:http://www.jswme.gr.jp/recycle/ <演題は全て仮題;敬称略>
< 9:50~10:00> 開会の挨拶
(中部大) 行本 正雄
第1部:国内リユースの現状 座長(国環研)田崎 智宏
<10:00~10:30> 国内でのリユース概況 (環境省)眼目佳秀
<10:30~11:00> リユースショップの認証制度 (JRCA)藤田 惇
<11:00~11:30> リユース検定制度 (JRAA)宮崎隆
<11:30~12:00> リユースにおける知的財産権 (清和大)手塚 一郎
<12:00~12:30> 国際リユースの現状と中古品輸出基準 (国環研)吉田 綾
<12:30~13:30> 食事休憩
第2部:リユースの最新動向とビジネスモデル 座長(三菱UFJリサーチ&コンサル)加山 俊也
<13:30~14:00> 自治体とリユースショップの連携 (町田市)山岡 誠
<14:00~14:30> 宅配買取によるリユース事業 (ネットオフ)黒田 武志
<14:30~15:00> マンション向けリユースシステム (カシュコシュ)樋口 邦彦
<15:00~15:30> 社会貢献型リユース事業~PC寄贈プログラム (イーパーツ)会田 和弘
<15:30~15:40> 休憩
座長(帝京大)渡辺 浩平
<15:40~16:10> 廃棄物資源運搬業者によるリユース (白井エコC)滝口 千明
<16:10~16:40> 海外向けリユース (浜屋)会田 美明
<16:40~17:10> トレーサビリティ・修理システム (JRO)波多部 彰
<17:10~17:15> 閉会の挨拶 (国環研)田崎 智宏
<17:30~19:00> 懇親会 1号館2階食堂
参考:リユースの講演要旨
■参加要領:以下を明記のうえ、メールで申込みください。
・参加者名(ふりがな)、所属先(部署まで)、連絡先住所、電話番号、E-mail、懇親会参加の有無。
■申込先:(一社)廃棄物資源循環学会 リサイクルシステム・技術研究部会、
講演会係、担当早田
terunobu.hayata(a)lagoon.ocn.ne.jp ((a)を@に変えて下さい)
tel:090-9838-2043
※尚、事前受付制。当日キャンセルは参加費を請求。会員優先。お断りすることあり。