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環境-エネルギーフォーラム2013 in 八王子 [市民公開フォーラム]地球温暖化防止に向けた 廃棄物・バイオマス発電の価値認識と高効率化の促進- 環境-エネルギー問題と市民 -(3月16日)
 

環境-エネルギーフォーラム2013 in 八王子 [市民公開フォーラム]地球温暖化防止に向けた 廃棄物・バイオマス発電の価値認識と高効率化の促進- 環境-エネルギー問題と市民 -(3月16日)

地球温暖化防止に向けた環境-エネルギー関連の総合政策の模索と同時に,各階層において種々の取組や新エネ・省エネに関する技術開発研究が現在精力的に展開されています.この中で廃棄物発電に関しては,21世紀初頭に下された政治的判断により厳密には新エネルギーとは一線を画した中途半端な状態で今日に至っていますが,エネルギー賦存量からみれば原子力発電所換算で約10基分に相当する電力供給能力が未利用熱源として存在します.さらに,2012年3月11日の東日本大震災に端を発した我が国の原発主導型エネルギー政策の破綻問題を解決するうえで重要な「環境調和型地域(独立)分散電源」としての機能を有する安定電源として再認識されるようになりました.このような経緯から,2012年7月に施行された再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)において廃棄物・各種木質バイオマス・メタン発酵などによるバイオマス系発電価格が確定し,それぞれ有用なエネルギー資源との価値判断が下されて,今日に至っています.

このような背景から,本主題による第1回フォーラムを2010年9月に東京秋葉原で開催して多面的な議論を加えた結果,技術論,政策・施策論,および国民の意識など様々な観点から多様な課題の存在が浮き彫りにされました.また,東日本大震災の2週間後に北九州地方で第2回フォーラム(2011年3月)を,さらに第3回フォーラムを北海道(同年7月)で,そして2012年7月には新潟県長岡市で第4回フォーラムを実施し,課題解決に向けた議論を施策面と絡めて公開で議論するとともに,廃棄物・バイオマス発電をはじめ,下水汚泥やし尿処理,さらにメタン発酵技術の高度化によりエネルギー効率向上を目指した総合的取組みを意欲的に推進している長岡市の施策論と地方行政の底力を検証し,地産地消型エネルギー資源としての廃棄物・バイオマスの高度利活用を達成するための戦略と課題を探るべく,実効性の高い環境-エネルギー問題解決に向けての共通認識を得るための議論展開を通して,フォーラムの歴史を刻んでまいりました.

今回の八王子フォーラムでは,長岡フォーラムでの成果を受けて,廃棄物・バイオマス発電の意義と効果を市民レベルで複眼的に理解していただくことを目的に,関連課題に関する基調講演と,震災復興をも絡めた今日の環境-エネルギー問題が内包する主要課題に関するパネルディスカッションなどを通して,価値認識の共有化を図ろうとするものです.

 

■主催:(公社)腐食防食学会,首都大学東京産学公連携センター

■協賛:(一社)日本環境衛生センター,(公社)全国都市清掃会議,(社)地域環境資源センター, (一社)廃棄物処理施設技術管理協会,NPO法人 都市環境フォーラム,(一社)日本機械学会,(一社)廃棄物資源循環学会,(一社)日本エネルギー学会,(一社)日本有機資源協会,(一社)資源・素材学会,(公社)日本材料学会,(社)日本金属学会,(一社)日本鉄鋼協会, (一社)スマートプロセス学会,(一社)表面技術協会,(一社)溶接学会,(公社)日本プラントメンテナンス協会, (公社)日本下水道協会

■後援: 八王子市,多摩市,町田市,日野市,立川市,府中市,相模原市,東京商工会議所,東京都商工会連合会,(財)東京都中小企業振興公社,読売新聞社,日刊工業新聞社,公共投資ジャーナル社  (依頼中)

■日時:2013年3月16日(土)  13時00分~17時00分

■会場:首都大学東京 南大沢キャンパス 講堂小ホール

〒192-0397 東京都八王子市南大沢1-1  (TEL 042-677-1111 (代))

■次第:

(1) 主催者挨拶「環境-エネルギーフォーラム2013」企画運営委員長 首都大学東京大学院 教授 吉葉 正行

(2) 基調講演 「原発災害後の環境再生と資源循環システム –バイオマスのエネルギー利用を含めて-」

(独)国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター センター長 大迫 政浩氏

(3) 講  演 「3.11以降の環境エネルギー問題への考え方 –福島県伊達市,神奈川県鎌倉市での市民意識を踏まえて-」

NPO法人 再生可能エネルギー推進協会 理事・事務局長 篠田 淳司氏

(4) パネルディスカッション:

主 題:環境-エネルギー問題と市民 – 電力エネルギー問題の安全・安心と廃棄物・バイオマス –

・コーディネーター: 吉葉 正行氏(首都大学東京大学院 理工学研究科 教授)

・パネリスト:   大迫 政浩氏 ((独)国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター センター長)

吉田 博久氏(首都大学東京大学院 都市環境科学研究科 教授)

藤井 美文氏(文教大学 国際学部 教授)

柿沢 未途氏(衆議院議員)

柳井 薫 氏(東京二十三区清掃一部事務組合 総務部担当部長(企画室長))

鍵谷 司 氏(環境計画センター 専任理事)

阿部 清一氏 ((株)クボタ 水・環境総合研究所 理事)

篠田 淳司氏(公共投資ジャーナル社 雑誌「環境施設」編集長)

 

(5) 総 括      八王子フォーラム企画運営委員長  吉葉 正行

 

■参加費:2,000円

(ただし,八王子・多摩地区をはじめとする地域住民,および日本機械学会関東支部講演大会参加者は無料)

■申込締切:2013年3月11日(月)

■ 参加登録:地域住民ならびに日本機械学会関東支部講演大会参加者以外の方は,原則として事前登録が必要です.

○ 3月11日(月)までにメールにより,「環境-エネルギーフォーラム2013八王子」と表記し,氏名,所属・職名,連絡先(TEL, FAX, E-mail),所属団体(学協会等)などを明記のうえ,下記のフォーラム事務局まで登録してください.

○ 登録確認後,確認とフォーラムに関する詳細案内を3月12日までに改めて配信します.(3月12日までに連絡無き場合には,ご面倒でも再確認ください)

■参加申込先:

「環境-エネルギーフォーラム2013八王子」事務局

吉葉正行・神山直樹;E-mail: kamiyama-naoki(a)ed.tmu.ac.jp((a)を@に変えて下さい)

■ 内容に関する照会先:「環境-エネルギーフォーラム2013」企画運営委員会委員長

首都大学東京大学院 理工学研究科 機械工学専攻 教授 吉葉 正行;E-mail: yoshiba(a)tmu.ac.jp((a)を@に変えて下さい)

〒192-0397 東京都八王子市南大沢1-1,  TEL 042-677-2735,  FAX 042-677-2701

■詳細はホームページをご覧ください。

http://www.jcorr.or.jp/sonota/pg163.html

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