行政研究部会 小集会
「市町村行政と廃棄物処理
〜一般廃棄物処理業の抱える問題点〜」
11月20日(木)10:45〜12:15 第6会場
■趣 旨
行政部会では、活動テーマに「再考!! WasteManagement」を掲げ、主として一般廃棄物処における現行システムを様々な角度から見直し、昨年の小集会では日本におけるごみ処理の歴史的変遷をさぐり、本年の討論会では直営事業の収集業務に焦点をあて"ごみ処理の担い手は誰か"と問題提起を行ってきた。
今回、引き続き一般廃棄物処理業にスポットをあて、現在抱える問題・課題を更に抽出することで、今後の市町村ごみ処理に対する展望をより新たにしたいと考えています。
■プログラム
コーディネーター:行政研究部会長 早川哲夫(麻布大学)
(1)「自治体の役割と政府間関係」寄本勝美(早稲田大学)
@国の機能の顕著な増大
A基礎自治体の活動と政府間の相互依存の高まり
(2)「ごみ収集事業における直営民営論争について
〜直営シェアの低下はどのように進んだか〜」溝入 茂(東京都)
@直営収集の推移(一般廃棄物・し尿)
A清掃事業直営の根拠・論議の移り変わり
B行政改革の流れとごみ処理委託化
Cごみ処理の担い手
(3)「事業系一般廃棄物処理業のあり方」庄司 元((財)日本環境衛生センター)
@一般廃棄物処理業許可の廃掃法上の制約と位置付け
A一般廃棄物の市町村処理責任と委託基準の解釈
B法体系の変化と今後の業のあり方・留意点
(4)「一般廃棄物処理事業を考察する」藤波 博(川口市)
@川口市における処理事業の変化
Aごみの発生量・質の最近の変化より
B市町村ごみ行政における現状分析と今後の課題
(5)「一般廃棄物処理業の歴史と展望」阿久津民和(日本環境保全協会)
@一般廃棄物処理業の歴史と現状〜東京都特別区にみる〜
A処理業の概要とごみ処理の特殊性
B一般廃棄物処理業の課題と展望
第19回 廃棄物学会研究発表会 連絡先
〒108-0014 東京都港区芝5-1-9 豊前屋ビル5F tel.03-3769-5099 fax.03-3769-1492
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