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廃棄物埋立処分研究部会 小集会


「埋立地の安定化を調査する
   〜「埋立地現場調査法」より〜」
   11月19日(水)18:45〜20:30  第2会場

趣旨:
最終処分場は廃棄物処理の基本施設である。当所は、廃棄物の散乱を制御するための施設であったが、今日では廃棄物が含む(化学)物質の蓄積場所として、その制御に力点が移ってきている。こうした現状において、最終処分場の安全・安心な供用が求められており、安定化の概念やそのためのモニタリング手法を確立することが必要になっている。安全であり安心な最終処分場を供用し、埋立という使命を終えた処分場を適切に廃止に導くための出発点として、埋立物の変成と移動を含めた安定化現象の解明に焦点をあてた、「埋立地現場調査法」が地方環境研究所の研究者を中心に編纂された。日本の気象条件(温暖多湿)や地形地質さらには日本の埋立廃棄物の種類に応じた解析手法に焦点を当て、廃棄物層の変遷を解析するための手法に力を注ぎ、廃棄物埋立層について実際に調査・測定している研究者・技術者が多くの処分場で得た結果をもとに、各種の調査・測定法の限界を示したうえで、現場における調査法について記した。本小集会ではその内容について紹介する。

プログラム:

司会:原 雄 (エコシステム千葉(株)) 

  1.埋立地現場調査法の目指すところ:原雄(エコシステム千葉(株))
  2.初動調査:小野雄策(埼玉県環境科学国際センター)
  3.浸出水水質:福井博(神奈川県環境科学センター)
  4.埋立地ガス:山田正人((独)国立環境研究所)
  5.ボーリングと場内観測井:遠藤和人((独)国立環境研究所)
  6.埋立ごみと(微)生物環境:石垣智基(龍谷大学)
  7.比抵抗探査:香村一夫(早稲田大学)

残り:質疑


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